初七日の意味って

先週日曜日の夜にトドが急に旅立って、この1週間、とても辛かったです。

帰宅してから、大声で泣き叫んだりもしました。「どこなの」なんて。

翌朝、起きていつもそばで寝ているトドがいない事、一瞬
昨夜のことは夢だったのかと思ったりしました。
そんな事を考えながら、出張だったので、さっさと出勤の用意。

もみじは初めて、一人でお留守番となりました。
「今日は早く帰ってくるからね」と言って出かけました。

一人で車の中にいると、急に襲ってくる悲しみ。
亡くなったトドの姿がフラッシュバック、血尿、吐血、すべての内臓の腫れ、なんとかしてあげられたか、もしかして、流動食が詰まったのかななど、後悔の嵐が。
涙が溢れそうになった時、モントリオール街中の渋滞が。。。。。
イライラし始め、悲しみが横入りするやつへの怒りへ変わりました。
イライラする事、45分間、この怒りのおかげで、冷静になれたかも。

街中を抜けて自然の中の静かな高速を走っていると、まだ、グシュンと。
そして、出張先へ到着し、偽のニコニコしました。

もう、辞めよう、辞めようと思っていた仕事。
良かった! 仕事してて。
家にじっとしていたら、体から水分が無くなり、枯葉になっていたかも。泣きすぎで。

3週間前に猫を失った受付のMさんとセールスのおじさんにもご報告。
彼らは単なる下痢した、、オシッコを漏らし始めたという理由で安楽死選択。
ちょっと、私とペットの命に関して、考えが違うけれど。
まぁ、トドままの一番嫌なやつは、保健所へポイってするやつですからね。
それよりいいか。。。と。

そんな人たちへでも、悲しみを伝えられた事は良かったです。
自分の中で抑えておいたら、爆発になっていたかも。


トドままは、気持ちが治まるまで、天使ちゃんのバッチを付けることにしました。


トドままの大事な新米天使のトド、いつもそばにいてくれると信じて。

仕事中、グッと悲しくなると、この天使ちゃんを押さえます。単純なトドままの心は
それだけで落ち着きます。
Mさんに、「今日も付けているのね」と質問されます。
「しばらくはね」と胸を張って答えました。

トドは救急病院で亡くなりました。
前日、目ヤニが酷いので近所の病院へ行きました。例の仲本工事似の先生です。
でも、その抗生物質と痛み止めをしてから、呼吸が荒くなりました。
今では、どうしてなのか、追求はできません。

救急病院でレントゲン検査の結果、心臓、肝臓も腫れているって。
そういえば、仲本?獣医がトドの膀胱を押してオシッコを出し
検査した際、血尿もあると言っていたな。

最終的に、救急病院では、酸素ルーム
入れる案も出ましたが、今日は破れていて使用できませんと。はぁ?

2つ隣市の救急へ行けばあるかも、そして、MRIで検査をしたほうがいいとも。
でも、このまま帰宅しても、今夜、亡くなるかもしれませんよって。

MRIか、これから、専門家へアポ取って、麻酔して、、、、、、、それから、、、
もう、トドには時間が残っていない事を瞬間に悟りました。

獣医は、とりあえず、飲み薬より効果あるので、注射で抗生物質を入れますと。
別室へ連れて行かれました。
その間、20分。

トドが大量の吐血したと、処置室へ呼ばれました
トドと声をかけると、苦しいのに
立とうとしました。同時に粘着性のある吐血しました。

もう、それからは意識なく。。。。。。。。
その瞬間まで、トドままはお鼻の上に顔を付けて、「ありがとうね、大好き、ずっと、一緒だよ」
と何度も言い続けました。
トドのお顔は、いつものいびきをかいて熟睡しているお顔のようでした。

話がトビトビですが、亡くなった翌日、近所の病院から携帯へトド
様子はどうかと連絡がありました。
オフィスの中だったので、静かに、冷静に、「昨夜、亡くなりました。」と返答。



先週金曜日にポストカードが仲本、Dr. Cardinal (カルディナル)の言葉
添えてありました。ビジネスの一つだと思いましたが、嬉しかったです。


亡くなった日、救急病院で葬儀屋にお願いしてもらい、プライベート葬儀として、
支払いもしました。
日本のように、遺体、遺骨を見ない文化なので、しょうがないな。

ミミに窓口になってもらいました。
1週間後に骨壷(遺灰)ができるので連絡します。
救急病院へ取りに行ってくださいと。

えっ、本当にその遺灰、トドのかな?
多くの飼い主さんは遺灰も受け取らず(費用もかかるから)、病院でさよならだけです。
らしいとです。今回、知りました。

今日、まだ、トドはお家に戻っていません。
遺体が集まるまで待っているのか??????
今度こそ、文化の違いを感じ、恨みました。


トドの遺髪を獣医がくれました。以前、抜けた歯も残してありました。
バカみたいだけれど捨てられなくて。
カナダ人たちは、家に遺灰なんて置きたくないと思う人が多いです。

トドままは、自分の気持ちのために決めた事です。
トドぱぱにも「何も言うな」と言ってあります。



しばらくはこの偽仏壇でお線香つけて、手を合わせます。
天使ちゃんと宗教違うじゃんとなりますが、トドまま教でいいでしょう。

書いていて、気持ちの整理が、ちょっとだけつきました。


1週間、毎日、「先週の今頃はトドが生きていたな」と同じ曜日を
比較しては悲しんでいました。

初七日を迎え、比較する曜日はあるけれど、遠くなっていきます。
そんな感じがします。
初七日って、トドままの解釈では切り替えの一歩なんだと思いました。




先週の木曜日、同僚とランチしました。久しぶり。
イタリアン。オーナーシェフ自慢のお料理がたくさんあります。
ワインも豊富。
ビジネスランチの人でいっぱいでした。
気持ちも切り替えできたかな。

しばらくは、号泣するかもしれません。
それでもいいっか。
急にくるからね。困ったな、悲しみって。

トドが天国へ旅立ちました

11月22日(日)午後10時40分頃、吐血しながらも頑張ったトドは病院で、私とミミに「さようなら」をしました。

実は、金曜日から容態が悪くなり、下書きに「トド容態が悪くなる もう少しだけ一緒に」とうタイトルで下記にように書き始めていました。

下書き 金曜日の記::

てんかん発作による脳の損傷のため、恐怖から凶暴性がつき、特にこの夏からはトドを触る事もできませんでした。

それでも、しっかり歩いて、食べて、排尿排便もしているトドに期待し、まわりに何を言われようと
安楽死の選択はせず、トドと一緒に犬友に応援をいっぱい頂いて、何とかやってきました。

老犬の容態は恐ろしい速さで変わります。それが、今回の経験で分かりました。

朝、元気でも、その夜に亡くなるという事もあるようです。
分かっていますが、いざ、自分の事になるともう、パニクリです。

11月20日(金)、残業して帰宅すると、もみじのお出迎えがありましたが、いつもリビングルーム
いるトドの姿が見えませんでした。
ちょっと、嫌な予感。

恐る恐る、ダイニングルームに行くと、壁側に倒れているトドを発見。
まわりには大量の泡があちらこちらに。今までにない量でした。
即、酷いてんかん発作が起きた事が分かりました。

いつもなら、体に触れるだけでも牙を向ける勢いで怒るのに、あれ?、抵抗さえもしません。

そっと、抱き上げ(とっても嬉しかった)、ウエットな目ヤニで石のように硬くなった箇所
シャンプーを使って取り去り、食べ物で汚れていたお口のまわりもカットしました。

お口がガクガクとなっていたのに気付きました。
脳の刺激によるものではないかと思います。

即、右回りにフラフラと歩きまわりだしました。これが痴呆による徘徊か。
夜中も疲れるだろうに、ひたすら、歩き続けていました。
リビングで寝ているし、週末だからと、無理にガードせず、就寝しました。

翌朝、さすがに疲れたのか、床の上で寝ていました。

凶暴生が全くなくなったので、抱き上げ、嬉しさでギュッと抱きしめました。本当に嬉しかったな。


と、ここまで書いていました。


21日、土曜日の朝、すごい目ヤニが両目に出ていました。
即、近所の病院へ行き、紫外線なのか、光でチェックした結果、目に傷があると。
涙もない状態で、かなり痛みがあるとの事。
痛み止め目薬、抗生物質の目薬、潤いさせるジェルをもらいました。
ついでに缶詰の流動食も購入。




近くの病院での検査中 とてもお利口さんでしたよ。

オシッコ、ウンpも丸一日していなかったので、ドクターが膀胱
押してオシッコだけ出してくれました。

大人しくなったトド。
お口を開けません。食べないし、飲まないし。
強制的にシリンジでお水、流動食を入れました。

お水もごっくんしていたので体に入ったかな。ちょっと、満足。

土曜日の夜、ウンpが気になり、ネットからの案で、綿棒にジェルを付けて刺激して、手で肛門辺りを
マッサージ。
トドもプッシュしながら、硬い便排出大成功!
トイレに流しに行っていたら、自分で床に大型犬ほどのオシッコをしていました。
トイレットシートの上じゃなかったけれど、飛び上がって喜びました。
汚れた床をこんなに嬉しく掃除したの、人生で初めてだったかも。

日曜日の朝も大オシッコを期待していましたが全くで。素人なりに押したりしましたが
嫌がるので無理にしませんでした。

目薬は3時間ごと。これは平日は無理なので、極力、週末で治そうと思いました。

日曜日の午後、トドの呼吸が大変苦しそうになりました。
鼻が詰まっているような、体も辛そうで、体全部で呼吸しているような。

強制食事もしました。
お水も。更に呼吸が苦しそうなので、救急へ。
レントゲン取ったら、あまり鮮明ではないのですが、体の中がすべて良くないと。
水分補給のために別室へ連れて行かれてから、5分後、吐血したのでと言われ、駆けつけると、
もう、トドの意識はなく、更に吐血しました。ゆっくりと眠るように、本当に眠っているように
天国へ旅立ちました。
別室へ行けて良かったと。まだまだ、言い足りないけれど、「ありがとう」「大好き
「ずっと、一緒だよ」「よく頑張ったね」といっぱい日本語で言いました。

ミミはなきじゃくるだけ。それでもそばにいてくれて感謝です。

トドぱぱは、週末、モントリオールに戻り
日曜日にオタワへ帰ります


最後にトドぱぱに抱っこされたトド



最後のお庭でのお散歩 太陽いっぱいで気持ち良さそうでした。
もみじも一緒に

なんとかできなかったのか、別の方法だったら、もう少しだけ、一緒に入られたかなとか、
後悔の念でいっぱい。
でもね、吐血続けて、呼吸もできないトドを薬や手術で伸ばしてあげても、もう、元
トドにはならないしね。
トドは自分でいい瞬間を選んだのかなと思うようにしています。

辛さが、今でも襲ってきます。

日本のワン友、お母さんたち、今までいっぱい、いっぱい応援をくれて、どうも有難うございました。
大事な我が子とのお別れを経験された方もみえます。
それぞれに状況が違っても、心の痛みは同じですよね。

改名なく、ずっとトドの大好きなトドままで、もみじのママです。
今、トドままは弱まってきていますが、トドが心配しないように立ち直りたいです。

トドがどうか安らかに天国で楽しく過ごせる事だけを、今は考えたいと思っています。
辛くて、痛みが続いた毎日だったけれど、よく頑張ったねと、いっぱい、褒めてあげたいです。

トド、ありがとうね。大好きよ。ずっと、ずっと一緒よ。

I miss you so much.


Todo My Love

トドの復活

急激に季節が変わったのか、ずっと更新していなかったのか、後者だわ。

その間、いろいろあって、何度もトドとの最後の姿を見たかのようになって、かなり落ち込んんでしまいました。

そんな中、日本のワン友の方々に励ましてもらい、
立ち直ったりで感謝、 感謝です。

トドともみじの思い出日記で、いろんな出来事をアップデイトしなくてはならないのに、写真だけがたまり、書く事を怠けていました。

9月24日、25日と泊まりで遠方への出張が入っていました。
その前日、トドの容態が悪くなり、音を出すほど呼吸が荒くなり、振るえ、フラフラになりました。

うろうろ歩くので、あとを付けていたら、地下室の階段方向へ歩き出しました。
足でまっすぐに歩くようトドの体に触ったところ、階段から真っ逆さまに落ちてしまいました。
一瞬の事でどのように落ちたか覚えていませんが、落ちた瞬間、トドは動かず、舌を出して(出血も)、呼吸もしていませんでした。

偶然、ミミが地下室で音楽を聴いていて、即、駆けつけパニックで泣き出しました。
私も一瞬にして、「えっ、これがトドの最期なのか、こんなお別れするのか」という気持ちでした。
時間にして2秒間だったかもしれません。

同時に無意識に大きな声で「トド、トド」と呼びながら、抱き上げ、体を叩いて、心臓あたりも押したりしました。
それが良かったのか分かりませんが、息を吹き返しました。もしくは意識を失っていただけかもしれません。
体が固まり、その姿はすでに亡くなったような感じでした。
最期の時って、こんな姿になるのかなと。。。。
まだ、心の準備ができていないよ。。。一生、準備はできないと思うけれどね、いつかね。

とくかく、動き出したトドをかかえ、即、キッチンへ行き、お水を飲ませました。
後で獣医から、本当は肺に水が溜まるから、即、水を飲ませるのは良くないと言われました。

更にボケーッとしていましたが、生き返りました。
まだ、呼吸は荒いのですが、翌日、出張で、早朝に車で出発のため、ミミに任せて金曜日に帰宅するまでお願いしました。

出張先から電話して、トドの荒い呼吸を聞きました。
ミミに金曜日夜に救急へ予約してとお願いし、心で祈るしかありませんでした。
モントリオールへ戻る時、超スピードでしたよ。
老眼で、遠くはバッチリ見えるのでポリスのチェックも容易。
オフィスの戻り、残業せず、帰宅しました。

同時に我が家では別の問題も起こりました
トドぱぱが仕事の関係で、9月から単身赴任でカナダの首都、オンタリオ州オタワ市に住む事になったのです。*毎週末、帰宅しますが、これまた大変で。
頼れるのはミミだけです。

病院でまた、レントゲン、足から採血され、肝臓が悪くなっていると。
とりあえず、前回同様、抗生物質2種類、痛み止めをもらいました。
6万円ほど支払ったかな。あまり覚えていません。
頼りたくない薬ですが、何とか体調良くなりました。


ボケッのトドですが、病院で抱っこできました。
怒っているのではなく、トドは大あくびをしています。
親バカですが、可愛い!

てんかん発作のたびに、脳の状態が悪くなっていきます。
もう、一年前のトドではありません。
怯えが酷く(あのマズル事件から)、抱っこさえもできません。
優しく頭を撫でてあげる事はできるので、目を見ながら、そっと話しかけています。
繊細だったからな。。。。。

てんかん薬も欠かせません。それでも発作は起きます。
2ヶ月間ほど、発作がなかったのですが、先週末は2時間おきに起こり、寝られませんでした。
お休みで良かったわ。


発作後、もう、ボロボロになったトドです。
こんなんでも、トドままの大事なプリンセスなんですよ。

脳には糖分が必要だとの事で、朝はヨーグルト、バナナグチャグチャ、きな粉、シニア粉サプリメント、時々、ハニーをあげています。
イヤイヤだってしますが、何とか出勤までに間に合うように時間を見ながらね。
夜もイヤイヤ ストライキですが、お薬だけでもハニーに混ぜています。

食べてくれない時は悲しくなります。
ちょっとでも食べてくれると職場でも頭が冴えます。

帰宅時には、ドキドキしながら、玄関のドアを開けます。
もみじのお出迎えを受け、ゆっくり
リビングルームのトドを見て、「良かった」と。
こんな毎日です。

終わりない生活です。このような生活に終わりが来るという事は、
トドとの本当のお別れの時です。
それが分かっているから、今、涙を見せずにできる限り頑張っています
毎日、毎日に感謝しています。

仕事せず、ずっとそばにいてあげたいです。
11月は残業も少ないです。
残業をしないようにしています。
12月にまた、お泊まりの出張が入りました
ミミにお願いです。大事な試験時期なので、ミミに大きな感謝です。

次女、もみじもお手伝いをしてくれます。
てんかん発作が起こると「マミー、トドが大変よ。早く、早く来て」とギャンギャン教えてくれます。


ワタチ、できる女よ。

今、リビングルームにソファーベッドを置き、ワンズと寝ています。
一人で寝るのが怖い???、これもあるかな。


落ち葉の季節も終わりです。
トドはちょっとだけですが、食べて、若者のように歩きます。
もみじと一緒に楽しくお散歩です。




ビフォー&アフター
トドぱぱ、オタワへ逃げていますよ〜 とりあえず、今秋分の落ち葉ひろいは終了です。

もみじもカナダの生活に慣れてきたのかな。
英語とフランス語の指示も分かるようになってきました。
トドぱぱいないから、我が家は日本語になっていますけれどね。

もみじに力を入れられないのでかわいそうですが、カナダに来て、きっと、幸せだよねって、
彼女には話しています。ねぇ、もみじ。

自分の方法がいいのか、どうなのか、分かりません。
ネットでの情報もいろいろで。
シナリオ通りにはいきませんね、シニアワンコの介護って。

その後のトドまま家と美味しい?お食事???

9月に入っても夏日が続きました。

30度以上は、カナダ人には命取り?だったようです。
通常なら、メープル街道にはちらほらと紅葉が見られる時期なのですが。
メープルシロップにもこの高温はダメージを与えるそうです。

我が家のシニアちゃんたちも、この暑さにダラリ(いつもそうだけれど)でした。
もみじ、あなたは日本の猛暑に慣れているんじゃないの?
もう、すっかりカナダワンコになっています。

ニューファミリーメンバーのもみじちゃんですが、楽しく、元気に過ごしています。
よく食べ、驚くほどのうんP(中型犬ぐらい)。
甘えっこになってきて、トドままの愛情をいっぱい受けてくれています.

しかしながら、彼女の過去を完全に除去する事はできません。
時間がかかるのか、ビクビク症のトレーニングは無理なのか、今のところ分かりません。

お散歩中、大きなメタルのゴミ箱を見ると、シッポを下げて、匍匐前進のごとく、地面に這うようになってしまいます。

お散歩中、この行動を見た近所の方が、この子は保護犬なの?と質問してきました。
保護犬経験ある方かなと思いました。

甘え方を知らなかった彼女の唯一の愛情表現は嬉しくて力いっぱいシッポを振る事です。
寝ていても、「もみじ」と声をかけるとフリフリしてくれます。
これだけでも、トドままに気持ちが伝わります。

彼女の履歴(過去)をまとめると。。。。。
1) 2009年6月30日生まれらしい。
   あくまでもブリーダー曰くで、日本の獣医さんは10歳ぐらいではないかと。
カナダ入国時、年齢詐称犯罪です。。。。
2) 繁殖犬として仕事を終え、仔犬が産めなくなった理由で保健所行き
   回避し、第一回の助命
3) 甥に保護され、両親宅で初めてペットとして暮らす。
4) 父が亡くなった後、母を精神的に癒す。
5) 母が介護施設に行く事になり、お世話をする人がおらず、保健所送りか?
   回避し、第二回の助命
6) 長いフライト(名古屋、成田、カルガリー、モントリオール)後、
   カナダへ永住
  

小さな命が、いろんな事に左右され、移動させられ、とてもかわいそうです。
もう、どこにも行かなくていいのよ、もみじ。
ずっと、マミーと一緒だからね。



カナダ生活、食事にも慣れてきた様子のもみじ。

もみじの過去はいつもトドままの心に中に入れています。
二度とこんな事がないようにという願いと、今はこんなに幸せだよねって、
もみじに言ってあげたいからです。


もみじには歯が6ぐらいしかありません。(予測)
歯周病で抜けたのか、出産による栄養不足でなのか、年齢なのか、
これも不明。
下の歯は外側に向いています。
下前歯の1本はグラグラ。
いつもお口からは舌がチラリと見えています。
これもご愛嬌で可愛いんですと親バカ。



昨夜、この歯がベッドの中に落ちていました。
グラグラだった右下の歯です。

高齢犬、介護は大変だけれど、これがコミュニケーションだと思うと苦ではなくなります。
ここに至るまでは自分との戦いがありました。

トドのてんかん発作も1ヶ月に一度ぐらい起こります。
一晩に2回も起こることもあります。

先週末は、彼女たちの寝ているリビングルームにお布団敷いて寝ました。
床に寝たので、日本の和室の気分で、また、トドぱぱのいびきもなく、
意外に快適。

てんかん起こった際、ドンドンと音がするので、目が覚め、頭を打たないよう
体を支えます。
すごい形相になりますが、変に慣れてきました。

発作のたびに、トドの脳が刺激を受けて、衰えていく事は分かっています。
ヨダレでお口が汚れ、失禁もします。
耐えられない辛さです。
発作が続くと、天国への道をまた、一歩、登り始めたのかと、
胸が締め付けられる思いになります。

正直なところ、8時間おきに投与する薬に、睡眠時間なくなり、疲れたあまり、もしかして、これ以上の治療はできないのではないか、もうヤダ、食べないと死んじゃうよ等と冷たい考えを起こしてしまいます。
すごい反省、後悔をしますけれどね。

夏休み中、ミミ(娘)はバイトもせずに忙しいトドままに代わり、日本滞在中も、介護をしてくれていました。夕飯も作り、掃除、庭の草刈も。
しかし、9月上旬から大学の授業開始です。トドまま家の生活サイクルに変更生じました。

残業も抑えなくては。これは会社側にとってもいい事ですが、
一課の責任者トドままに時間の調整ができるか否か。
でも、今月末に泊まりの出張が入ってしまいました。ミミ、お願いになってしまう。。。。
心配なのは、トドの薬投与のタイミング。
8時間おきなのですが、このまずい液体を飲ませるのは容易な事ではありません。

すでに、食べる事に関心のないトドです。
トドまま手作り食は完食してくれるので、これにポトリとするしかありません。
それでも初めは嫌がるので、トドまま恐怖のササミ入り、スィートポテト食を
手に乗せて食べさせています。

気持ち悪いのですが、肉缶詰も手に乗せています。
頭の中で、これってどの部位だろう、なんて考えてしまいます。
手にも強烈な匂いが残ります。

こんな食欲もなく、家では寝てばかりのボケボケトドですが、お散歩時にはハッスルのごとく、
しっかり歩きます。
トドなりのバビューン。

一生懸命に歩いている後姿の可愛い足を見て、ずっとこのまま一緒にいてくれるような錯覚にもなります。
トドままもその頑張っている後ろ足をじっと見つめて歩きます。

トドともみじの関係はあっさり系。
女子同士だと喧嘩あるって、ワンコの世界でも言われていますが、シニアちゃん、さすがですね、
「あんた誰?」という感じ。
いないと寂しそうなね。
喧嘩もしないし、もみじもお散歩の時にはトドの一歩後ろ
歩きます。リスペクトしているみたいです。


トドままがショッピングに出かける時も、もみじがいてくれるから、安心してトドをおいて行けます。
「ひとりじゃないって、すてきなことね。♪ by 天地真理 古ぃ。。。。

二人がぐっすりと寝る深夜、確認して、トドまま就寝します。
ずっと、ずっと、こんな時間が続きますようにと願って。


先日、2週続けてミミと日本食レストランへ行きました。
困ったことに(高いので)、ミミは大の日本食好き。
毎日、お寿司でもいいよって。

こんな日本食です。
なんちゃって感ありますね。









そうそう、この夏に食べた、生まれ故郷 名古屋でのお食事もご報告。


信じられません!
名古屋名物 味噌煮込みうどんですが、猛暑のせいでしょうか、
冷たい味噌煮込みうどんメニューができていました。

大好きな冷たい天ぷらきしめん、これは最高!
きしめん、外国には売っていなんです。
県外にもないのかしら?


病気のトド、カナダ移住したばかりのもみじ。
ブログ友達(ワンニャンチュン含め)の皆様に応援、励まし
いっぱい頂いています。
とても励みになっています。

たまに、くじけそうになってしまいますが、トドままの力を振り絞って
頑張ります。




ワタチたちも頑張りますよ。

今、病気と闘っているワンニャンのお友達、一緒に頑張ろね。BY トド & もみじ

新しい家族 もみじちゃん その3 & トド手術の日

海を越えてやってきたもみじ。
日に日に、カナダ生活に慣れてきました。

芝生の上、慣れておらず、お庭ではコンクリートの上ばかりでオシッコしていました。


もう、慣れたかな?
初夜?も泣く事なく、今では、ガツガツを超えて、ギャル曽根ちゃんのごとく、底なし腹のもみじになっています。

トドは静かにこぼさず静かに食べますが、もみじは、クゥクゥと音を出して、「美味しいな、美味しいな」と言っているように食べます。
こんなに喜んでもらえると作り甲斐があります。


これが彼女たちの食事メニューです。
果たして、これが正しい食事なのか否か分かりません。
ただ、二人はパーフェクトなウンpをしています。

朝:::::
トド: プレーンヨーグルト、バナナ 、サプリメント(シニア用)、
肉缶と砕いたドライフード(Royal Caninシニア用)+ これにてんかんお薬入れる。

もみじ:同上、砕いたドライフード、肉缶、サプリメント。


夜:::::
トド: 手作り食( ニンジン、ブロッコリー、キャベツなどの野菜、チキン胸)、ご飯か砕いたドライフード
Brewer’s サプリメント

もみじ:同上



朝、起きてリビングルームへ降りていくと、もみじは「待っていました」とばかりに尻尾を振って、
育ち盛りの体育会系 中学生男子のように「母ちゃん、腹減った」と言うがごとく、
私の後をついてきます。

トドぱぱのは作らず、二人の朝食を作り、トドままは2階に戻り、身支度をし、
出勤前に二人とお散歩です。

トド、家では寝たっきりで、息をしているの?、どうなの?とうありさまですが、
散歩時は5歳のギャルかと思うほど、シャキッと歩きます。


行きはバラバラで歩きますが、なぜか、帰り道は二人仲良く並んでいます。
フランス語で、「Deux par deux」デュパルデュって言うんですよ。
学校で二列に並ぶ時も先生がこの掛け声します。
この姿、声あげて、「可愛い💓」って言ってしまいそうです。親バカ炸裂!!!

今のトドは、脳に刺激があったため、表情もなくなり、敏感になり、すべての記憶
ないようになってしまいました。
でも、良いこともあって、他のワンコに会っても威嚇しなくなったし、吠えなくなりました。



そんなボケボケちゃんになりましたが、彼女の中にある「負けず嫌い」が出るのか、
二列になった後、トドは先を行きます。
もみじが抜き始めるとジロリと横目。
トド、ボケボケじゃないんだと思いました。
これを見ると、トドままは、ちょっとニッコリ。
もみじも、頑張れ!


日本から帰国してから、トドが頻繁にお口まわりを手で押さえているのが気になりました。
歯のクリーニングは、てんかん、高齢という事があり、長い間、躊躇していました

でも、もう、見ていられません。
痛そうです。
近所の獣医さんは、前回、酷い目にあったので、今回は評判いいところへ。
ここでは、デブワンコちゃんのためのコースもあって、スイミングもさせるようです。
ロイヤルカナンの治療食も揃っています。



アシスタントの若い女の子も大の犬好きのよう。
おまけにモデルみたいに美人。


噛むので、カラー(エリザベスカラー?)をつけてもらいましたが、
それを噛もうとして、奥の歯が取れました。
即、もらってきましたよ。悪臭でした。
もしかして、キープするかも。

採血もその場でしてくれました。
前回のように別室でないのです。
静脈が細いから、足からとなりましたが、うまい!
血がドンドン出ます
この子、若いギャルアシスタントです。前回は経験ある獣医でした。

前回の獣医さんからトドの ファイルをファックスしてもらい、今回の血液結果と
比較したら、まだ、肝臓の値が少々、高いそうですが、前回よりは数値が下がっているとのこと。
歯の手術できますよと言われました。
もう、迷いはありませんでした。

でも、手術の見積もりは20万円ぐらい。。。。。。税金も高いからな
あくまでも、見積もりで、お口を見て、料金が上がるかもしれないと。
ボッタクリバーか????

ちなみにもみじも歯のクリーニング、抜歯して、一晩お泊まりしたのに15000円。
この差はなに?



そして、今日12日(11日だったのが変更されてしまいました)、手術日でした。


午前8時半に連れてくるよう言われ、アシスタントさんによる問診。
噛んでしまうので、リードはつけたまま。

内心、この姿を見るには最後かと、いてもたってもいられない気持ち
なりました。

トドはアシスタントのお姉さんとルンルン、診察室を出て行きました。

受付から、トドが別室に入るのが見えました。
イヤイヤな感じではなかったので、ちょっと安心。

心の中で「これでいいのだ」と何度も自分に言い聞かせていました。

午後7時に引き取りできると言われたので、家族全員で25分も早めに病院へ行きました

えっ????
まだ、手術中????
今夜、お泊まりになるかもと。電話してよね。。。。怒
そのまま、家族は帰宅です。

さっき、連絡あって、午後9時半に電話しろと。
歯は、4本抜いて、そのうちの1本は骨にまで虫歯が到達していたそうです。
とても珍しいケースらしい。
トド、痛かったね。
ごめんね、早いうちに処置できなくて。。。涙

経過がよければ、今夜、連れて帰ってもいいですと。
今度は、ほんまかいな。 ⬅︎ なぜか関西弁に

そろそろ、時間、トド、頑張ったね。

今夜、お迎えに行きたい気持ちと、病院で様子をみてもらいたい気持ちが戦っています。


そして、、、

トド、無事に帰宅できました。
麻酔が残っていて、静か。

歯を抜かれて
他の歯も治療され、縫ってあるそうです。

トドは、お腹がすいているようで、
ドライフードを食べ始めました。
おっといけない。
はじめはテーブルスプーン1杯分の肉缶だけと言われたんだわ。

ペロリと完食です。
こちらにお薬を入れました。

今夜は、ミミにリビングルームで寝てもらおうかな。
付き添ってもらわないと。



痛み止め、抗生物質等のお薬がいっぱい。
8時間ごととか12時間ごととか、面倒だから
ミミにバイトしてもらおう。

トドの強い生命力に感謝。

日本のお友達の応援にも感謝。

新しい家族 もみじちゃん その2

もみじがカナダへ移住してから2週間が経ちました。

2週間の滞在中にあらゆる事をしていたのと、時差ボケもあって、今になってみると、
全てが夢のような気がします。

夜中にモントリオール到着で、翌日には出勤、時差ボケをひきづりながら、山のような仕事を済ませ、
何度も、デスクで眠気と戦っていました。
残業も続き、このままあの世に行ってしまうかもと思うほどでした。

日本到着後は、まず、家にある物を全て処分。
暑くて、すでにバタンキュー(死語)

思い出もご先祖様代々のものなんて言っていられません。
保管するところがありませんし、時間に限りがあります。
妹はそれらに固執せず、すべて処分を望んでいました。

処分したものの中で、大きな後悔をした第一の物は、150年以上の一間サイズの先祖代々のお仏壇。
不謹慎だけれども写真を撮りました。
お寺様にお願いして、お魂抜き、新しい小さいお仏壇へ魂入れをしました。

名前を継いだ甥が一人前になるまで、お仏壇は妹のところに預ける事にしました。
何だか、ご先祖様に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
処分はお葬式会社の依頼。
なぜか、ドアから出ず、その場で解体。合掌。

トドぱぱは、カナダへ送れと言いましたが、お経もできないし、毎月、お寺様にも来てもらえませんから。

第二の物は、着物。
管理できないし、妹もいらないと。
振袖、鮫小紋、訪問着、アンサンブル、帯2本だけプラスティックケース入れて、あとの
着物、お草履全部、ゴミにしました。

第三の物は、曽祖父母、父の子供の時等の写真
もう、きりがないほどの量が出てきて、写真に撮ったものもありましたが、全部はできませんでした。
高校時代のアルバムもさようなら。重くて無理なので、写真だけ撮りました。
大学のアルバムだけは最終なのでとっておきました。

第四の物は、先祖代々の漆の食台付き椀一式。
大きな古い木の入れ物に入っていました。
昔は、ここで近所の方々が結婚式をあげたそうです。
金屏風もありました。

すべて、さようならになってしまいました。
しょうがないな
これが頭の中をぐるぐる。

でも、すべての物、目に焼き付けています。
これでいいのかな?
書いていても、何だか心が痛い。


さて、もみじの輸出入。
事前にカナダ政府のHPで調べたところ、カナダ入国には狂犬病ワクチンもしくは獣医の健康診断のどちらかが輸入に必要だと。



セントレア空港(名古屋)検疫所入り口


診察台

もみじは、歯が真っ黒で、ワクチンもしておらず、口臭もかなり酷かったです。
まずは、獣医さんからの健康診断。
もしかして、こんな健康状態だから、何か引っかかるか心配でした。

妹の近くの獣医さんへ。
槇原(歌手)そっくりな、とても穏やかな獣医さん。
じっくりと話を聞いてくださり、先生にとっても初めてと思われる検疫用の書類。

まずは、先生に歯のクリーニングをお願いました。
歯をむくことないいい子のもみじのお口を見て、「抜歯する歯がたくさんあります。残すようにはします」と言われました。

同時に狂犬病のあるカナダなので、ワクチン、IDのためにマイクロチップも入れて頂きました。
歯のクリーニングが1万5千円って、一瞬、耳を疑いました。カナダでは8万、9万円以上しますから。
もみじは、その夜、病院にお泊まりでした。
もう、心はお母さんでしたよ。もう、心配で心配で。

翌日、病院に行くともみじの歯はたくさん無くなっていました。
下の歯も横に飛び出ています。
でも、口臭なくなりました。これでいいと。

血液検査も問題ないとの事。
ただ、水分不足なので点滴をして下さいました。
帰国前日にも来るように言われました。何と、先生は2回目の点滴代を無料にして下さいました。
こちらだったら、2万円ぐらい取られそうです。それより、水飲ませてで終了かも。

空港の検疫所の獣医さん(女医)もとてもご親切で、この方々のおかげで、書類
問題なく無事に入国できたわけです。



名古屋から成田までは貨物として大きなケージに入れられ、しばし
お別れ。
アイスパックを入れてくれたそうです。
係員、ちょっとモタモタしていました。
自分でしようかな????
トドまま、ちょっとイラツキ。


名古屋最後の日に空港で買った味噌カツサンドと爽健美茶


成田でウンp

離陸です。


千葉の上空。午後4時。
デヴィちゃん、風鈴コンビ、いつか会おうね。
バイバイ。

成田からカルガリー、モントリオールへは機内一緒。


もみじ、ワンとも言わず、耐えました。

成田から、カナダ入国はカルガリーにて。


途中、ロッキー山脈が見えました。


もみじ、トドが近くに来ると「あっち行って」と言います。
お散歩は並んで仲良くできます。


お顔が近づいても問題なしです。
ネンネの時は、わざと二人を近づけておきます。
二人が平和に寝ていると、なんとも言えない安堵感があります。

とりあえず、その2はここまで。このネタ、どこまで続くのか、線路のように?

その3では、名古屋でしかないと思われるお料理ご紹介。
猛暑の日本、しっかり煮込んであるものも「冷たい」の選択がありました。
これって、名古屋食の文化を変えてしまう〜

悲しい事に、トドの容態が良くありません。
例のマズルショックから、犬格(人格?)が変わってしまい、噛みグセが出てしまいました。
お口まわりに触れる物、全てが恐怖に。

歯が痛そうです。
お口を何度もガクガクさせて、手で強くその場所を押さえつけようとしています。
また、今日、蜂にも刺され、明日、獣医さん(ワンコ歯医者)とアポです。
今度は、前回と違う獣医さん。
歯の専門医だそうです。100万、かからないよね〜 〜キャ〜

こちらもご報告します。

痛みが少しでも、トドから取れますように。

老犬、大変ですが、大事な家族。
トドままに、どのくらいできる力があるかわかりませんが、
可能な限り、やってあげたいです。

その3もありますので、またね。

新しい家族 もみじちゃん その1

急遽、母が介護施設のある老人ホームへ入る事になりました。

自宅でたおれているところを発見され、病院へ運ばれました。
診断の結果、中度の認知症との診断。
体も自分では動かせない状態となっていました。

最後に電話で話したのは母の日。
いつもと同じ様子でした。
その数週間後に起こった事でした。

妹からは即、帰国するよう言われていましたが、どうにも仕事がはいっており、その事を考えることすらできませんでした。

母は、もう、一人で生活をする事が出来ず、家には戻る事もできないため、家を処分する事にしました。
名古屋にあった空き家も、お掃除、セキュリティー等の管理費用、固定資産もかかるため、こちらも一気に処分。
事前に司法書士とも連絡をし、トドままのあらゆる証明書をこちらで用意し、大変な事でした。

仕事をかたづけながら、何とか日本帰国のめどがついたところ、妹から、母の飼い犬(もみじ パピヨン 7歳?)を引き取る人がいないので、最悪のケースとして保健所を考えていると。。。。
何?????? What?????Quoi?????? ハァ?????
その話が終わる前にトドままの心の中で、「もみじはカナダへ」という気持ちが生まれていました。
その時から、もみじちゃんはトドままの子になったかもしれません。

はじめまして、もみじです。
元ブリーダー放棄ワンコなので、年齢、過去の事、不詳です。
とりあえず、入国書類には2009年6月30日とされています。
獣医さんは10歳にはなっているかもと言われました。確かに白い毛も見られます。
まいっか、年なんて。
年齢偽装って、女優みたいでしょ?

日本女子です。これから英語をフランス語、頑張ります。
トド姉さんに見守られながら、外国で生きていきます。
2度、保健所送りを逃れてきた強運女子です。
大雪なんてなんのその。
私、のんびりトド姉さんと違いガツガツですよ。
これかも、どうぞよろしくお願いしますね。


さぁ、もみじ日本脱出計画にあたり、輸出入について調べなくはなりません。
まずはカナダの厚生省にあたるところへ輸入書類 確認。HPで調べるしかなく、メールも返答なし。
でも、日本は狂犬病ない国だから容易だわ。
英語かフランス語の健康診断書か狂犬病証明書のみか。。。。

日本からは時間があったら容易だったかもしれません。
トドままの帰りのフライトは名古屋発 午前7時55分。空港行き一番早い電車でも到着は午前6時20分。
検疫所は午前8時半にOpen。
検疫には3時間前にはくるようとの事。無理だわ。。。。

事前に名古屋セントレア空港検疫所へ連絡を入れて問い合わせをしました。
出発3日前に検疫予約を入れる事ができました。

検疫のため、セントレア空港へ(名古屋中部国際空港)へ。
初めて電車にも乗りましたよ。
じっと、ケージの中でいい子でした。

検疫担当者へはメールでの質問ができ、とても丁寧にご説明をして下さいました。

無事に輸出書類、カナダ用の輸入書類完成。

検疫完了のタグをケージにつけます。


妹宅でのもみじです。

母が病院へ入ってから、トドままが帰国するまで、もみじは仏壇のある父の実家(先祖の仏壇のある)で、
ずっと一人でいました。
数ヶ月間も。

夜だけ、甥が水とドライフードをあげにきていたようですが、カリカリだけでは食べません。
生ハムタイプというおやつを混ぜていたようですが、犬を飼ったことのない甥です、こんなんでは
犬はご飯を食べません。
お水もペットボトルを逆さにしたウサギ用のような水のみです。
後に獣医検診で、水分不足と診断されました。
トドままには虐待に思えました。

体臭、口臭とも酷いもみじを獣医で歯のクリーニング、美容院でおっさんのようにシェービング。
妹に最後の一週間は家で一緒にいられるようお願いしました。



もみじに会ったのは、父が亡くなった時。
そのちょっと前に、できの悪い甥が、あるブリーダーから引き取った子です。
当時、ブリーダー曰く、「2歳で、こどもが産めないから保健所へ連れて行く予定だ」と。
それは嘘で、獣医さんは「通常、ブリーダーは捨てる犬は5歳ぐらい。この子は出産も経験していますね」と。
帝王切開の傷がありました。

父がなくなって5年。
もみじは、父の事も知っています。
父亡き後、寂しくなった母をずっと見守ってくれました。

しかしながら、ブリーダー出身のもみじはお散歩を知りませんでした。
「歩かないから」と、誰も訓練もせず、お庭だけで用をたしていたようです。

母も犬の飼い方を知らず、動くぬいぐるみ扱いのようだったのでしょう。
最後は、痴呆も入っていたのでしょうか。

この2週間のネタありありですが、とりあえず、無事にもみじちゃんをカナダへ連れてくる事
できました事をご報告です。

きっと、もみじは、おばあちゃんに会いたいかもしれません。
おばあちゃんには、もみじの記憶はうっすら、夢のごとくになっているかもしれません。
最後まで「もみじはカナダへ連れて行かないで。また、一緒に住むんだから」と言った母の言葉が
忘れられません。
しょうがないですよね。

ホームシックになるか心配していましたが、カナダ到着後、ぐっすり寝て、トドまま(マミー)にぴったりしてきます。
お散歩だってルンルンです。
涼しいカナダへ来て、嬉しいのかな?
トドままもだわ。


カナダ入国成功!
カルガリー空港にて。
10時間フライト後、空港外で大ウンP!!!

優しい検疫所の方々へ感謝。



今日もトドとお散歩


トドとも近くて遠い距離として問題なく過ごしています。
カナダに来て、そろそろ一週間が経ちます。
トドまま手作食もしっかりと食べてくれています。
ガツガツしていますよ。大笑いです。

留守中、てんかん薬が必要なトドをしっかりとお世話してくれたミミにも感謝。
トド、あいかわらず、ボケーとしていますが、お散歩の時はすごいスピードでササッと歩きます。
食べてもくれます。トイレットシートの上でもオシッコできます。
トドも頑張ってくれています。

日本の犬友の方々からもいっぱい応援を頂きました。ありがとうございます。

これから、2シニア女子のお母さんになります。
大変だけれど、大事な命を守れた事の喜びでいっぱいです。
やっぱり、ワンコに囲まれた生活はいいな。


あっ、そうそう、トドまま、成田で7時間待ちしていたら、「Youは何しに日本へ」とう番組が来てて、
後ろのデンマークの若者にインタビューしていました。
ミミとビデオチャットしてて、それをON Timeで見せてあげました。
後ろの子、ドラえもんのタケコプター帽子?
火曜日の朝、成田です。

21日の夜中到着、翌日の出勤はつらいぜ!!
なので、いまだに時差ぼけ去らず。

次回、その2にて、もっと詳細書きます。

日本は暑かった!!!!
今日はこれで締めくくり。