トドちゃん、お帰り

トドがお空へ向かって3週間が過ぎました。
ダメだな、まだ、グシュンとしています。時にすごいグシュン。

苦しんでいる姿がフラッシュバックしたり、助けてあげる事ができなかった自分を責めたり、抗生物質漬けにしてしまった事への後悔が出たり。

ここでは、人間もそうですが、何かあると抗生物質です。
喉痛い、鼻水が出る、咳が出る、膿が出る、すべて抗生物質での治療。
そう言えば、病院好きの受付のMさん、病院へ行き過ぎて、普通の抗生物質が効かなくなったと言っていたな。

トドの肝臓の値が悪くなった時も抗生物質だけ。ウルソの話もしましたが、「はぁ?」と聞き流されてしまいました。

最後は、目ヤニに抗生物質、注射で抗生物質、てんかんの薬、痛み止め。。。。
薬漬けにしてしまいました。

獣医たちは、どうして、こんなにまでして老犬に力を入れるのかと
思うばかりだったと思います。
できる限りの事をしてあげたいという私の気持ちは、エゴイストと思われたのかもしれませんね。
でも、あの時、諦めて元気なトドの命を絶つ事は出来ませんでした。

できる限りの事をしなくても、いっぱいしてあげても、天国へ行ってしまうと、
大きな後悔、悲しみがあります。


でも、段々、トドは天国へ行ってしまったという現実、嫌だけれど、分かってきました。
これが出来てくる事で、ちょっとだけ泣いて叫ぶ事が減ってくるのか。


まわりに自分の悲しみを思いっきり話せる人がいません。
ブログに自分の気持ちを書く事で、心が落ち着いてきます。
何度も同じ事ばかりを書いては泣いて、泣いては書いています。

トドは病院を通じて、葬儀屋にて11月24日に火葬されました。火葬証明書に書いてありました
2週間後に連絡が入って、遺灰を病院へ取りに行ってくださいと。
多くの人は病院へ遺体を持って行き、そのまま、さようならと遺灰も受け取りません。

葬儀屋さんは、宗教の違いなのか、飼い主さんの前では火葬もしないのです。

このサービスでもプライベート葬儀だそうです。
しょうがないか。すべてがこの言葉となってしまいます。

早くお迎えに行きたい気持ち、現実を見たくない気持ちが交差しました。
トドの思い出を避けている自分が嫌です。
写真も見れなくなっている事も。
でも、進まなくてはね。


日本と違い、人も遺灰を直接、見せる事がありません。
内心、本当にトドなのかしらと疑ったりしてしまいました。
でも、遺灰壺についてきたカード、火葬証明書、壺をきちんと梱包してくれた事、
これを見て、ビジネスかもしれないけれど、手厚くして下さったと感謝の気持ちにさえなれました。



トドの足跡も残してくれました。

石膏で足型を残してくれました。取ってからすぐに箱の蓋をしたのか 、

まだ固まっておらず、24時間、、乾かすと書いてありました。
見た時は「ギョッ」としてしまいましたが、足についていた汚れ、これを見て、
「マミー、私は一緒にいるからね」というメッセージがあったように取れました

皆さんはどのようにして、この辛さを乗り越えているのでしょうか。

トドちゃん、お帰りなさい。
マミーは、とても辛い毎日だけれど、虹の橋を渡って、お友達に会えたかな?
もう、痛みや苦しみはないかな?
マミーが、抱きしめたくなったら、ちょっと、ここに来てね。
これからも、ずっと、ずっと一緒だから。 ずっと、大好きよ。

もう一度だけでいい、抱っこしたいよ。


My Angel Todo


先々週末、もみじを連れて、トドぱぱが単身赴任しているオタワへ行きました。
飛行機で22時間も耐えたもみじですが、2時間ちょっとの長いドライブ 初めてでした。
な〜んてことない、もみじ、耐える女子で、助手席に置かれたベッドでじっとしていました。


ワタチ、頑張ったがね。(名古屋出身なので、名古屋弁が抜けませんがね)笑
歯が数本しかないから、ベロがちょろりんって出てしまいますの。



お散歩ものろり歩きですが、できるようになりました。
安心してネンネしていいのよ。
浮浪のワン生を送ってきたもみじ。
もう、安心していいのよ。ここがあなたのお家だからね。


ワタチ、近所の人に「ハロー」って声かけられて、英語、ちょっと、分かってきたがね。
今度はフランス語で「ボンジュール」って言ってあげるがね。笑

今、もみじは犬生活を勉強中です。
弱っているトドままを支えてくれています。
ちびっ子だけれど、結構、パワフル女子です。よく食べるしね。

トドぱぱは頑張って、フレンチレストラン、美術館、マルシェ(市場のようなところ)へ連れて行ってくれました。
出不精のトドまま、気分を変える事ができて、良かったと思いました。
部屋のお掃除もしてきました。。

近所にレイク(河)があります。河沿いが自然公園になっていて歩道と
自転車道となっています。
ここにはカナダのシンボル ビーバーちゃんたちが住んでいます。
カナダ開拓時代にたくさんのビーバーが毛皮として狩りをされ、イギリスへ輸出され、
絶滅寸前までになりました。
今は、政府が保護しています。カナダのシンボルアニマルでもあります。



でも、木の皮を食べるために、この辺りにある木を伐採してしまいます。
柵さえも噛み切ってしまいます。
結構、凶暴?職人技?ですね。
うちの庭に来て、木を切ってくれないかな。


この入れ物、実はワンコのウンチ入れです。初めて見ました。
この公園風景に違和感ないように、雨などがはいらないように、臭いが漏れないようになっています。

あらら、トドまま、おかしくなったのかな?
ここにトドが写っているかと思いました。偶然ですが。単なるコンクリートが写っているだけね。
心霊など、全く信じていないトドぱぱも、一瞬、メガネを取って凝視していました。


トドぱぱにモントリオールで会えるのは、今度、クリスマスの頃かな。

カナダ人にとってクリスマスは日本人のお正月?、ブラジル人のサンバ?のようなものかな?
一年で一番エキサイティングな行事です。

それよりも、休暇があるので、トドままにはそっちの方が嬉しいわ。
ロマンスも何もありません。
トドままの辞書にある「花より団子」、出てしまいますわ。

そうそう、カナダに移住してから、あまり手をかけていなかったもみじちゃんをシャンプーしてあげました。
いい湯だな〜 ハハン♪ と歌うように?、彼女はお利口さんにしていました。
しっとり美人さんになれましたよ。

出張先からの更新です。
厳冬のカナダ、暖冬です。
でも、ここへの道中、山越えの時、雪降っていました。
ウィンタータイヤつけてよかったわ。

明日、モントリオールに帰ります。

いい仕事、しましたがな。 ⬅ 大阪商人の如し?

トドまま復活までは、かなりの時間がかかりそうですが、ニッコリ(emihanaさんのパクリ)で、
行きましょうか。

日本のワン友の皆様には、本当に感謝です。
何度も「ありがとう」って言っても足りないくらい。
日本で会ったら、ギュッとハッグよ。