てんかん発作の後

ワンコシッターの数日前、午前12時半ぐらいだったかな、トドままとトドぱぱの枕の間で寝ているトドが、急に苦しみだし、目を開いたまま、自転車を漕ぐようにドタバタし始めました。
声も出さずに、ただ手足動かして。
口はだらりとなり、ちょっとだけヨダレが出ていました。

一瞬、何が起こったのか分からず、ミミも起こし、三人でひたすら、「トド、どうしたの?」、
「トド、大丈夫」と声をかけて。
あまりにもパニックだったのか、頭が回らず、トドぱぱが救急病院へ行こうと言い出しました。
もちろん、三人で付き添いです。

人間の救急病院なら、5時間は待たされるところ、ワンコの病院は即、名前が呼ばれます。
有料だからか???

病院に到着した際、同時に玄関にタクシーがとまり、中からやせ細った金髪のタンクトップにタツゥーの入った若いお姉さんが入った来て、受付の人にハローと言っていました。
アシスタントのおねちゃんかと思ったら、その人が白衣を着て診察室へ入ってきました。
獣医さんだったのです。
白衣を着るとそれなりに医師に見えました。


最近、病院通いの多いトドです。

正直、こんな状況でワンコシッターできるのなかと不安でした。
今回、その方はトロント行きが決まっていたし、ドタキャンなんてできないしなぁ。
なんとか、シッター期間中はトド、頑張ってくれました。

しかし、その数日後にまだ、大変な事が。。。。

お散歩中、急に止まってしまい、腰が砕けたように体もかたまってしまったのです。
単に疲れたのかなと思って抱っこして帰宅しました。
その夜、頻繁に体が硬くなり、手を志村けんが「アイーン」とするように直角に曲げてしまうのです。
腰も動かなくなって、今度こそダメだなと谷底に落ちたような気分になってしまいました。

しばらく、首と頭をゆらゆらと揺らしていました。
ワンコ知識のないトドままは、初めてこれがてんかんだと分かりました。
情けない事です。

また、別の病院へ。
そこでは、よく分からないので、お薬も処方できないそうで、脳の専門医(あの救急病院)へアポとって、MRIで調べてもらえと。
その前にコンサルタントにアポと取るように言われましたが、専門医へ予約する前にコンサルタントへ???
また、それだけで4万円(日本円で)?
MRIは1200ドル以上だそうです。
それから、治療か手術。。。。。

なるほと、こんなんだから、カナダではフラフラになったワンコが安楽死させられるのだわ。
心臓、内臓問題なくても、体がが弱って歩けなくなると犬が苦しんでいると思うらしい。
はぁ?です。
トドぱぱはカナダ人なので、その考えがあると思います。犬を飼った事ないし。
今回は強く、「トドの事は私が決めるし、すべての医療費を自分で払うし、口を出す事は許さない」と
言っておきました。

なんとかできる事はないかと、自然サプリメントを使ってみようかと思い、millecoさんへご相談しました。millecoさん、有難うございました。
とりあえず、カナダでの手に入るユッカインテンシブをAmazon Canadaで購入。
一週間から10日もかかるって。
今、作っているのかな???

高齢ワンコ経験の方々からも嬉しい励ましを頂き、谷底に落ちたトドままの心は登ってきました。
こんなところでは獣医もあてにならない。

まずは、頭から足までのマッサージ、体力消耗しないように大好きなお食事、過保護にして筋力を弱めてはいけないので適度な運動をさせました。

どこにいるのか分からない神様に、自分の寿命をトドにあげて下さいと祈りました。
お盆に入り、天国の父も助けてくれたかなとも思いました。

運動の後は、すごい過保護

見えるし、聞こえるし、お散歩は楽しい事もわかるので、「なーんなーな(お散歩)行くよ」と言うと
尻尾を振って喜んで玄関へ行きます。
喜んでいる姿に嬉しさで胸がギュッとなりました。

でも、通りの角へ行くと、体が硬直して動けなってしまいました。
そしたら、抱っこ。

これを数日繰り返していたら、昨日から体がの硬直がなくなり、ちょっとだけスピードが出てきました。
2Fへの階段は登れませんが、玄関の階段はどっこいしょで登れるようになりました。


調子、良くなったよ。

今日も硬直、起きていません。
ヤッター!と飛び上がるような気持ちです。

シニアパワーのサプリメントと関節のサプリメントを与えています。
マッサージも続けています。
目を見て、まだ、ダメだよと言い聞かせていますよ。

今週月と火曜日、バカンスを取って良かったです。
ずっと一緒にいることができました。トドも安心したのでしょうね。
これがいいお薬だったのかしら?


トドぱぱと近くのレイクへお散歩
フラフラにしながらもしっかりと自分で歩く事ができました。
すごいね、トド

でも、トドまま、明日からは仕事の嵐が始まり、オタワへの泊まり出張も入っています。
ミミも大学の授業が始まるし、一人ぼっちでごめんねトド。

高齢ワンコの介護かと思ったら、ある方から、まだ、介護じゃありませんよとアドバイス。
構えていた肩の力を抜くことができました。

そうです。まだ、序の口なのですね。
こんなくらいで飼い主がくじけていては、この先、もっとすごいのがきたら、まいってしまいますよね。
少しながら、介護への心の準備ができてきたような気もします。
飼い主がしっかりとしなくてはね。
ワンコはもっと苦しんでいるのだから。

BOSS母さんからのアドバイスでビデオも撮りました。
獣医へも見せる事ができます。
先輩のアイデア、とても参考になります。

てんかん慣れって変ですが、次回はもう少しだけ、冷静になれるような気がします。
起こったら嫌ですけれどね。

いつかはそんな日が来るのは分かっています。
老犬、前触れもなく、急に体調が悪くなる事もありますね。
すごい苦しみ、痛みが大事な子を襲ってくるかもしれません。
見ているのは辛い事だけれど、ただ、できる限りの事をしてあげたいです。

食欲あって、フラフラながら、一生懸命に歩いて、喜んで、甘えてくるトド、「生きたい」という気持ちがいっぱい伝わってきています。
これをトドぱぱに言いました。
「死にたい」と思うのは人間だけだよと。

ちょっと、体調の良くなったトドです。

ワンコの寝姿、可愛いですよね。おっさんもね。笑
元気良く?、おっさんイビキもしています。

ブログで、その時の気持ちを書いて、心の整理もつきました。
同時に、まだ、頑張るよ、トドという強い気持ちもついてきました。

あっ、バカンスが終わってしまった。
明日は、残業か。。。。。。。。。。チェッ😥