夜中に救急病院へ

こんな時にモントリオールを離れて、出張している場合じゃないって。
後ろ髪を引かれすぎて、抜けそうなほど。。。。

火曜日に近所の病院へ行き、てんかんのお薬をもらい、飲み始めました。
ちびっ子なので、1錠を半分に割ってと言われました。

12時間ごとに飲ませるので、トドままのスケジュールに合わせると6:30か。
第一回のお薬は、火曜日の夜 午後6時半、2回目は翌朝、6時半。

「いいぞ、この調子。てんかんを防ぐ事ができるなぁ」と内心、安堵しました。

しかし、翌日、帰宅すると、何だかトドが偽トドのよう。
ノー リアクション、目もうつろ、食欲もなく、水も飲まず、大好きなジャンキーフード(スナック)をあげても、見向きもせず。

トドままが帰宅すると、お玄関までお出迎えしてくれるのに、リビングにいながら、横になったまま。
「えっ??? 」
足は相変わらず、曲げたままで動かさないし、3本だから、力が入らず、うんpをする時には、うしろで
支えなくてなりません。

「これって、副作用?」

水曜日の夜は、これって、副作用?
てんかんお薬をやめました。

水曜日の午後、オフィスに獣医から電話があり、血液検査の結果、肝臓の数値がよくないと。
一度、来て下さいと言われても、金曜日までモントリオールにいないしな。

仕事も忙しくって、頭の中がグルグル。
ちょっと、深呼吸しなくちゃ。

夜中、息が荒く、100メートル走を終えたような速い呼吸。
口は、閉じたり、開いたり。

すでに、時間は午後11時頃。
明朝、出張で5時起きしなくてはならないので、12時前ぐらいに就寝。
耳元で、トドの荒い息が続きます。

胸が張り裂けそうな気持ちになって、寝付けませんでした。
トドがお空にいってしまう悲しい気持ちじゃなくて、自分が何にもしてあげられなく、
仕事のために寝ようとしている、なんだろう、悔やむような気持ち。

頭の中は、「救急へ行こうかな」「でも、血液検査の結果は仲本?(仲本工事に似てるトドの獣医)が持っているしな。
短い時間に感じましたが、すでに時計は、1時近く。

悔いないよう、まずは心臓が大丈夫か、熱はないかだけでもいいや、救急へ行こうというトドままの心、
雪道、寝ていないと危険、救急では何もできないし、また、血液検査しろとか脳のスペシャリストへアポ取れって言われるだけよというトドままの頭。

心が勝った!!



ここで、トド、登場してもらいます。

がんばってま〜す。
ちょっと、元気がない、昨日です。


真夜中、着替えて、すっぴんでトドと出発。
トドは、無表情のまま。

運転しながら、一瞬にいろんな事が。。。。浮かんできました。

時間の無駄かな。また、トドままの頭の誘惑に襲われました。

「トド、明日、パパと仲本?(獣医)へ行ったら?」と。
空港近くの道をUターン。

自宅に戻り、また、寝るものの、5分間、心と頭が戦いました。
また、心勝利。

すぐに、車の雪を取り、何も考えずに、救急へ向かいました。


昨夜は、ワンコ一匹もいませんでした。病院なんかへは、来ない方がいいわね。

獣医は、やはり、何もできないと。
それでもチェックしてくれ、心臓問題なし、熱もないですよと。
トドままの話から、若い女子大生のような獣医さんは、てんかん薬の副作用の可能性があるかもと言われました。
案の定、脳の先生とアポを取りますか?と聞かれましたが、トドままは、「今は、てんかんより、
肝臓の治療をしたい言いました。

今夜、携帯から仲本(獣医)へ土曜日 午後12時(仲本、ランチを取らないのかしら?)にアポ取りました。
血液検査の結果を見せてもらいます。
今まで、何度もしてきましたが、結果が問題ある時だけ連絡するという事だったので、
初めて、トドの健康状態が分かります。

今回は、結果をメールで送って下さいと依頼してきました。
ここで、メールチェックしたら、届いていました。
フランス語じゃん。
病院からでなく、検査した会社(ラボ)にて発行されていました。

結果、ちょっとショック!!
肝臓に問題あるようです。
リンパ球、白血球少なすぎ、ALT326(肝酵素?)、ヘモグロビン181。

知らなかった、こんなに悪かったなんて。

やっぱり、トドは我慢強いんだわ。
すごいな、トドぱぱだったら、痛いよ、辛いよって、叫び回ったかもと。
*いつも、風邪に寝込むと大騒ぎなので。 早く、モントリオールへ帰りたいよ。