トドの復活

急激に季節が変わったのか、ずっと更新していなかったのか、後者だわ。

その間、いろいろあって、何度もトドとの最後の姿を見たかのようになって、かなり落ち込んんでしまいました。

そんな中、日本のワン友の方々に励ましてもらい、
立ち直ったりで感謝、 感謝です。

トドともみじの思い出日記で、いろんな出来事をアップデイトしなくてはならないのに、写真だけがたまり、書く事を怠けていました。

9月24日、25日と泊まりで遠方への出張が入っていました。
その前日、トドの容態が悪くなり、音を出すほど呼吸が荒くなり、振るえ、フラフラになりました。

うろうろ歩くので、あとを付けていたら、地下室の階段方向へ歩き出しました。
足でまっすぐに歩くようトドの体に触ったところ、階段から真っ逆さまに落ちてしまいました。
一瞬の事でどのように落ちたか覚えていませんが、落ちた瞬間、トドは動かず、舌を出して(出血も)、呼吸もしていませんでした。

偶然、ミミが地下室で音楽を聴いていて、即、駆けつけパニックで泣き出しました。
私も一瞬にして、「えっ、これがトドの最期なのか、こんなお別れするのか」という気持ちでした。
時間にして2秒間だったかもしれません。

同時に無意識に大きな声で「トド、トド」と呼びながら、抱き上げ、体を叩いて、心臓あたりも押したりしました。
それが良かったのか分かりませんが、息を吹き返しました。もしくは意識を失っていただけかもしれません。
体が固まり、その姿はすでに亡くなったような感じでした。
最期の時って、こんな姿になるのかなと。。。。
まだ、心の準備ができていないよ。。。一生、準備はできないと思うけれどね、いつかね。

とくかく、動き出したトドをかかえ、即、キッチンへ行き、お水を飲ませました。
後で獣医から、本当は肺に水が溜まるから、即、水を飲ませるのは良くないと言われました。

更にボケーッとしていましたが、生き返りました。
まだ、呼吸は荒いのですが、翌日、出張で、早朝に車で出発のため、ミミに任せて金曜日に帰宅するまでお願いしました。

出張先から電話して、トドの荒い呼吸を聞きました。
ミミに金曜日夜に救急へ予約してとお願いし、心で祈るしかありませんでした。
モントリオールへ戻る時、超スピードでしたよ。
老眼で、遠くはバッチリ見えるのでポリスのチェックも容易。
オフィスの戻り、残業せず、帰宅しました。

同時に我が家では別の問題も起こりました
トドぱぱが仕事の関係で、9月から単身赴任でカナダの首都、オンタリオ州オタワ市に住む事になったのです。*毎週末、帰宅しますが、これまた大変で。
頼れるのはミミだけです。

病院でまた、レントゲン、足から採血され、肝臓が悪くなっていると。
とりあえず、前回同様、抗生物質2種類、痛み止めをもらいました。
6万円ほど支払ったかな。あまり覚えていません。
頼りたくない薬ですが、何とか体調良くなりました。


ボケッのトドですが、病院で抱っこできました。
怒っているのではなく、トドは大あくびをしています。
親バカですが、可愛い!

てんかん発作のたびに、脳の状態が悪くなっていきます。
もう、一年前のトドではありません。
怯えが酷く(あのマズル事件から)、抱っこさえもできません。
優しく頭を撫でてあげる事はできるので、目を見ながら、そっと話しかけています。
繊細だったからな。。。。。

てんかん薬も欠かせません。それでも発作は起きます。
2ヶ月間ほど、発作がなかったのですが、先週末は2時間おきに起こり、寝られませんでした。
お休みで良かったわ。


発作後、もう、ボロボロになったトドです。
こんなんでも、トドままの大事なプリンセスなんですよ。

脳には糖分が必要だとの事で、朝はヨーグルト、バナナグチャグチャ、きな粉、シニア粉サプリメント、時々、ハニーをあげています。
イヤイヤだってしますが、何とか出勤までに間に合うように時間を見ながらね。
夜もイヤイヤ ストライキですが、お薬だけでもハニーに混ぜています。

食べてくれない時は悲しくなります。
ちょっとでも食べてくれると職場でも頭が冴えます。

帰宅時には、ドキドキしながら、玄関のドアを開けます。
もみじのお出迎えを受け、ゆっくり
リビングルームのトドを見て、「良かった」と。
こんな毎日です。

終わりない生活です。このような生活に終わりが来るという事は、
トドとの本当のお別れの時です。
それが分かっているから、今、涙を見せずにできる限り頑張っています
毎日、毎日に感謝しています。

仕事せず、ずっとそばにいてあげたいです。
11月は残業も少ないです。
残業をしないようにしています。
12月にまた、お泊まりの出張が入りました
ミミにお願いです。大事な試験時期なので、ミミに大きな感謝です。

次女、もみじもお手伝いをしてくれます。
てんかん発作が起こると「マミー、トドが大変よ。早く、早く来て」とギャンギャン教えてくれます。


ワタチ、できる女よ。

今、リビングルームにソファーベッドを置き、ワンズと寝ています。
一人で寝るのが怖い???、これもあるかな。


落ち葉の季節も終わりです。
トドはちょっとだけですが、食べて、若者のように歩きます。
もみじと一緒に楽しくお散歩です。




ビフォー&アフター
トドぱぱ、オタワへ逃げていますよ〜 とりあえず、今秋分の落ち葉ひろいは終了です。

もみじもカナダの生活に慣れてきたのかな。
英語とフランス語の指示も分かるようになってきました。
トドぱぱいないから、我が家は日本語になっていますけれどね。

もみじに力を入れられないのでかわいそうですが、カナダに来て、きっと、幸せだよねって、
彼女には話しています。ねぇ、もみじ。

自分の方法がいいのか、どうなのか、分かりません。
ネットでの情報もいろいろで。
シナリオ通りにはいきませんね、シニアワンコの介護って。